講演依頼の経緯
上田先生は排尿に関する医療の分野では、日本でも有名な方見たいで私のような者とは、ぜんぜん接点の無い方なのですが、先生の考え方の中に、「排尿行為を行うと言うのは、排尿を感じた時点から始まって排尿動作の全てが終了するまでだそうです。従って医療関係者は単に排尿に関する病気や治療だけをすれば良いものでは無い。排尿に関するもの全てが医療の対象である。」と言う考えをお持ちで、私もせんえつながら介護に関する住宅改修に建築関係者が医療や介護に近づく必要があると思っておりました。
上田先生の「排尿動作の中にトイレに関する改修工事が有る」と言うお話があり、建築の改修工事となれば当然建築関係者の出番がありますので、後に先生の主催されている「快適な排尿を行う全国ネットの会」に参加をさせて頂く中で、私の書いた「介護の為の住宅改修工事(一般用)」の末尾に上田先生の御感想を頂ました。
確か4月の中旬だと思いますが、上田先生から直接に講演依頼の連絡を頂き、私ごとき者が上田先生を始めとする排尿に関係の有る方々に、少しでもお役に立てればと快諾をさせて頂きました。
5月に一度講演の内容について事務局に伺い打ち合わせをさせて頂きました。それで内容については、介護の住宅改修についての全般の話と特に排尿研究会と言う事で排尿に関する一連の動作の中での住宅改修について、お話をさせて頂くと言う事、講義時間は最後の質問迄で2時間位と言う事でした。資料についてはこちらで準備をする事になり必要枚数は25~30枚と言われました。
6月に入り本格的に資料作りをしました。私の作った本を見ながら内容の確認をして作りました。そして最後に聞いて頂い方に御礼の意味を含めて、5月に福祉住環境コディネターの総会でお会いした佐賀大学の松尾教授の事や、NHKラジオで聞いた途中聴覚障害者の松本果林さんのお子さんの名前「空ちゃん」の命名に関する逸話を紹介して講義は終わる内容にしました。更に3枚目には私の本のパンフレットをいれて完成です。早速、講演用資料30セットを事務局に送らせて頂きました。
もう一つ大変な事が起きました。声帯が荒れているのと咽喉に小さなポリープが出来てしまったことです。従って本来の声が出ません。講演まで約2週間前です。担当の先生と相談の上、薬で治療し様子を見て、講演には支障の出ないようにする事で、手術はしない事にしました。
講演までの間、講義の内容の更なる説明項目の付け足しや、講義時間の割り振り、本に載って無い情報内容の確認等を入念に行いました。
次回は「講演の当日」のことについてお話したいと思います。
